本日はガスマスクを洗っちゃいます!!
メインのガスマスクはAVON FM12なのですが、やはりレンズがワンピースのMCU-2/Pもなかなか使いやすいですね! 視界が広いです。
そしてめちゃくちゃ安く手に入れたので本気で酷使しても精神衛生的に安心なのがいいところです(笑) レンズカバー、手に入れた時からキズキズですし。
今回はこのガスマスクを洗ってみようと思います。意外に洗ったって記事少ないからね(^O^)
後はMCU-2/PにはMCU-2A/Pと違ってマイクプラグがないので不安要素が少ないというのもポイントです。
マイクプラグがある2Aは空軍向けのようです。プラグがパイロット装備のものと互換があるようで。
水ぶきかそのまま、じゃぼじゃぼ洗ってしまうのもアリといえばアリですが、今回は分解してやります。
まずフィルター、バンドを外します。バンドが一番汚れていそうです(汗
バンドは見た目も結構汚れてますね。
排気口のゴムカバーも外します。給水ホースがびろーんっと。
排気口にもゴミがあります...ヽ(´Д`;)ノ
あっちこっちにゴミが溜まっていますね。衛生的に怪しいのでしっかり洗い流します!
屋外のフィールドで使っていたりするので外した時などに砂埃などが付着しているようです。
こればかりは仕方ないですが...
面体の洗浄に入ります! 参考としてドレーゲル(Dräger)の動画を載せておきます。モデルが全然違うのですが。ドレーゲルはドイツ連邦軍にガスマスクを供給しているメーカーです。M65ZやM2000など
VIDEO
躊躇なく水洗いしていきます。バンドは洗剤を使用してつけおきで洗っていきます。
ちゃぽちゃぽと洗って...
隙間や溝が多いので念入りに洗います。逆流防止弁なども引きちぎらないように丁寧に。
面体内部の換気ルートもこしこしと洗うと水が...((((;゜Д゜)))
や、やばい...汚れてましたねぇ...たまには特殊装備もメンテナンスしなければと感じますね。
面体が終わったところで次はバンドです!こちらも...
これを見るとロシアのPPM-88みたいなナイロンを使わないゴムのみのモデルの方が拭くだけだから楽です。装着感はメッシュになっているFM12の方がいいのですが、あちらも汗などを吸ってしまうので一概にはどちらがいいとは言えませんね。
CBRN上は吸わないゴムオンリーの方がいいと思いますが、FM12や今回のモデルは防護服にフードも付ければ関係なくなるのかもしれませんね。
PPM-88
ドレーゲルのと似てますねPPM-88
さて、陰干ししまして元に戻します。
タオルなどで水気を軽く拭き、簡易スピーカー(ボイスエミッター)がついているモデルが多いので、そういった隙間の水をなるべく取っておくといいと思います。
そして、あまり日向で干すのは紫外線などの影響がありそうなので避けたほうが無難そうです。
これで綺麗さっぱりです!
隣にあるのがカバーです。
傷だらけですね。だからガンガン使えるのですけどね。千円くらいで買ったものですし。
カバー自体は引っ掛けるだけで付けられるものです。
ガスマスク本体は単純な構造になっているので現行レベルなら洗えそうですがスピーカーなど電装品がついていると難しそうですね...洗わなくても水ぶきでも対応できそうなので無理して洗うことはないんですが、細かいところに溜まっちゃうものなのでオーバーホール的にやるのもよさげです。
コレクション用途ならこのあとタルク(ベビーパウダー)などでゴムの劣化を防止するまでが購入後の工程になりそうです。
次に購入するなら先にあげたM65かロシア系、民間仕様でポストアポカリプス装備なんて良さそうです。